2019.5.10

今日は帰りにお腹が空いたので「

セブンイレブンでコロッケを買いました。今セブンイレブンで揚げ物を2つ買うと二つ目が半額になるようでコスパです。ほっかほかの牛肉コロッケを2つ買って冷めないうちに──といっても外も暑く冷める道理はないが、──駅のベンチに向かいます。

早速いただこうと封のシールを剥がそうとすると、おや。どうやら袋を切り取り線に沿って切ると食べやすくなるようにしているようです。背くほど天の邪鬼ではありません。その指示に従い袋をあけます。

ここが悩みどころですよね。付属のソースをどれ程かけるか。十分という判断からかソースは一袋しかありませんが液体(粘体?)であるソースは目分量では等分しにくいのです。それに加え僕はソースの多くかかったコロッケが好きなのであり、ソース二袋でそれこそ「十二分」の満足が得られたことでしょう。しかしタラレバに価値はありません。ここは一個目のコロッケにかけるソースを節約し、物足りぬ心をソースたっぷりの二個目で上書きしましょうか。

さっそく一個目のコロッケにソースをかけてかぶりつきます。口の中でさくりと音を立てる衣とともに中につまっているふわふわのじゃがいもが口に広がります。ソースはあくまで引き立て役のごとく、むしろ具からほんのりと胡椒の風味が立ち、食欲が更にそそられます。

少し行儀が悪いですけど唇についたコロッケの油分だけでパンチというかなんというか、食ったって気になります。最後の一口。中身があまり詰まっていないその欠片さえむしろ衣のサクサク感がより楽しめてアクセントになりますね。

二つ目はソースをたっぷりとかけます。どろっとして黒光りするソースがコロッケの凸凹とした表面をコーティングしていく様はなかなか見ごたえのあるものですね。待ちきれないかのように勢いよくかぶりつきます。

サクッ

ソースがあまり液状でないためか衣にしみることなく小気味良い音をたててくれます。ソースの味をいくらか油が中和して、味が濃いのにとてもマイルドで嫌にならない口触りがなんとも言えません。

ソースのかかった部分を徹底的にかじっていきます。そしてソースがなくなって白い大地を露出したコロッケの断面に再びソースをかけていくのです。これがまた一度目にソースをかけたときとは違い、ソースが中のじゃがいもに染みるわけですから食べるとさらにソースの味を楽しめるわけですよ。もちろん衣もサクッとしたままなわけですし、じゃがいもからソースが染みだすジュワッとした感触も楽しめます。エンハンスされすぎでは。

最後の一口には残りのソースをたっぷりとかけます。今までのサクッとした衣とはちがいさすがにソースが衣にしみるわけですがソースによってしっとりとした衣もまた一興ですね。ソースって野菜や果物や様々な旨味がつまってできているわけじゃないですか。その一つ一つを感じられるほどにソースの味を楽しめるという至福の一口なのですよ。

二つとも食べ終わると少しだけ指についた衣も残さず口に入れます。ここまでしてコロッケですよね。やはり外で食べるコロッケは格段と違います。この作業ですらムードがあって良しというものです。

そろそろ次の電車も到着します。僕はコロッケのガラをビニル袋にいれて口を縛り、重たい腰を持ち上げました。

」という妄想をしました。じきにうちの最寄り駅につきます。僕は申し訳程度の水を空の胃袋にいれて歯を食い縛り、重たい腰を持ち上げました。

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