たまには役に立ちそうなことを書きます。Wake on Lanの設定についてです。驚いてください。僕の記憶している限りで技術的に役に立ちそうなことをブログに書くのはこれが初めてです。
経緯(人生を無駄にしてしまう前にここは読み飛ばそう)
先日エロゲを買いました。買ったのになかなか進みません。どうしてでしょう。それはデスクトップでやっているからです。最近出ずっぱりの僕にはデスクトップの前に座る時間も気力もなくしこのままではパトスが枯れていくのを待つばかりでした。外出先でエロゲを出来るようにしなければ。
無駄な文が多くて本題に入りそうにないのでまとめると
- ノートPCでエロゲは周りにバレる
- スマホのリモートデスクトップでやろう
- PCつけっぱなしよくない
- WoLってのがあるらしい
- これで出先でエロゲが出来るやったー!
それはおろか、講義中にもエロゲが出来るわけです。喜んでください。やったああ嗚呼あああああ嗚呼あああ嗚呼あああああ?!!!?!???!?!!?!
本題(WoLの設定とか)
なんかえらい設定とかで詰まったので知見を共有します。もう知ってる?じゃあえっちゲームでもやっててくださいよ。
用意するもの
- ルーター
- パソコン
- 起動するためのパソコンorスマホ
- 有線接続
BIOSでの設定(僕のはasrockのやつです)
マザボのメーカーによって違いますがまあ雰囲気で設定してください。ちなみにBIOSとは起動後にDeleteキーを連打すると入れるやつです。連打のときにリズムを刻むと楽しいです。わーい。
- Advanceモードみたいなのにします
- BootとかにあるWake Onboard Lanなんちゃら(名前忘れた)みたいなのをenableにします
- AdvancedにあるUなんちゃらconfigurationの中の「Pcieデバイスを起動させとくよ」みたいなのをenableにする。
- 雑だけどまあ見れば(多分)分かります
僕のはデフォルトで無効になってましたがAdvancedにあるDeepSleepは無効にしといてください。ほんまに設定こんだけやったか?
Windows10での設定
僕はWindows。皆もきっとWindows。だからWindowsの設定だけ書きますね。
- 設定→システム→電源とスリープ→追加設定→電源ボタンの動作の設定→現在利用可能でない設定を変更します→高速スタートアップを有効にするのチェックを外す
- 左下のWindowsボタンで右クリック→デバイスマネージャ→ネットワークアダプタ→自分の使っているlanアダプタ?のプロパティを開く(僕のはintel ethernet connectionみたいなやつでした)
ここでいくつか値を変更します。
- 詳細設定を開く
- PMEをオンにする→有効
- Wake on link設定→強制
- Wake on lan設定→有効
- Wake on patternmach→有効(これいる?)
- 省電力イーサネット→無効
- 電源の管理を開く
- そのページのチェック欄を全部埋める
- OK
- もし上記の何らかの欄がないとかあったらドライバを更新する
たぶんこれでWindowsはよいね。
ルーターの設定
そもそもWake on lanとはルーターにパケットを送ってLANケーブル経由でPCに起きろーっ!ってやってるわけだからルーター大事。
- これも使っているルーターによるけど雰囲気で設定してください(僕のはSo-net)。設定の仕方がよく分からなかったら説明書を嫁
- インターネットからルーターの管理画面に飛ぶ
- ポートを開放する(モノによってやり方が違うので正直ググっていただきたい)
- 何番のポートを開放したか覚えておいてね
- 正直説明飽きてきた。記憶を頼りに書いているのでどこまで合ってるか知らん
ほんまにこれだけで大丈夫か?ん?あ、大丈夫じゃないわ。
IPアドレスの設定
LANとWANってのがあります。雑にLANは個々の家のルーターのネットワーク環境で、WANはそれぞれのLANを繋ぐネットワーク環境です(ほんまか)。LANとWANでIPアドレスが違うって知ってましたか???????僕は知らなかったです!!!!!!!
ところでWoLの設定にはIPアドレスが必要です。LAN環境からパソコンをつけるならLANのIPアドレス。WAN、つまり外出先からパソコンをつけるならWANのグローバルIPアドレスが必要になります。ところがこのIPアドレスちょくちょく変わります。許せん。固定してやる。
検索キーワード「LAN IPアドレス 固定」で検索!固定しましょう!(適当)
WANの場合はグローバルIPアドレスを固定しようとすると金がかかることがほとんどです。は?キレた。まあDDNSとか使えばいけるのでは?と思ってDDNSのサービスに登録しようとしたらメールが来ません。皆も「DDNS 登録」で検索してDDNSに登録情報を送って来ないメールを一生待ち続けよう!
他にVPN接続という手段もあります。面倒くさそう。一番シンプルな方法は毎日朝にWANのIPアドレスが変わってないかチェックして、「今日もグローバルipアドレスが変わりませんように」とお祈りしてから外出する方法です。信心が試されます。ちなみにグローバルipアドレスは「確認くん」にアクセスしたら分かります。えらい確認くんえらい。
WoLアプリの設定
いよいよ大詰め。これが終わったら今までの努力の可否が分かります。アンドロイドのWoLアプリの設定をして実際にWoLを使ってみます。え?もしかしてiOSとか使ってないよね?まあたぶんiosでもあまり変わりません。
- Google Playで雑に「wol」で検索してそれっぽいものをインストールします。
- それを開いてなんか手動で追加みたいなのを押します。
アプリ「WakeOnLan」の場合
- ニックネームは雑に適当によしなに
- グループも同様
- Wi-Fiネットワークってなに?いるのこの欄?とりあえずN/Aにしとく
- Macアドレス、ipアドレスなんじゃこりゃ。後で話します。
- ポート番号はルーターの設定の時に開放した番号。
- 何 番 を 開 放 し た か 覚 え て る よ ね
とりあえずMacアドレスとipアドレスについて。
Wolでつけたいパソコンでコマンドプロンプトを開きます。検索欄にcmdって打ったら出て来ます。そこにipconfig/allって打ってエンターキーを力強いターンッ!そしたらでてくる物理アドレスってやつがmacアドレスです。:や大文字小文字は特に関係なく、設定画面に入力するときはとにかくそこに書いてある英数字を雑に打ち込みます。
ipアドレスの欄については状況により違ってきます。LAN環境からwolしたいならLANのipアドレスを入力します。出先からwolしたければwanのグローバルipアドレスを入力します。ここで面倒ポイントですが、LANのipアドレスは簡単に固定できますが、WANのipアドレスを固定してない場合、グローバルipアドレスが変わる度に入力しなければなりません。腹立ちますよね。フラストレーション貯まりますよね。まあどうしようもないのでどうしてもと言うならストレス解消グッズでも買っててください。
入力し終えたら設定を保存します。これで全部の設定が終わりました!来た!勝った!Wolアプリ上のボタンを押して電源オン!
……………
…………………
……………
え?
起動しない場合
僕はもう知らん。とりあえず刺さってるLANケーブルをご覧ください。LEDが光ってなかったら省電力系の某が悪さをしてます。たぶん。
なんか聞いた話によると一通り設定してそれでwolが使えないのはBIOSかLANアダプタのプロパティ辺りがでら怪しいらしいです。
ごく、ごくたまにですが身の程を知らない輩がクソ古いクソザコPCでWOLをやろうとしてそもそも対応していないという結末を迎えますがまあ滅多にないでしょう。
まああなた方が使えなかろうと僕はこれで出先からPCの電源をつけてエロゲを出来るわけです。
一つだけ注意があります。モニタをつけたままにしてると遠隔操作した内容が普通にモニタにも映ります。例えば僕がエロゲをやっていたとして、モニタの電源と音がついていたとして。大学に行ったはずの息子の部屋から女の子の喘ぎ声がひとりでに聞こえてきて親はどう思うでしょうか。気をつけましょう。
ここ間違えてるぞとか抜かしてるぞとかお前は間抜けかみたいなことがあったら適当に教えてください。